最近、猫ちゃんの吐き戻しが多いのだけど、何か病気のサインでしょうか?
この時期特に、ご相談を受けることがあります。
かく言う我が家のニャンズも、吐き戻しがいつもより多くなっております。
もちろん、吐き戻しが病気のサインになっている場合もありますので、要注意!
普段とは違った様子だったり、吐瀉物に異常がある場合は即病院で診てもらうことをお勧めします!とはいえ、もともと猫ちゃんは吐き戻しが多めの動物ではあるのです。
吐き戻しをほとんどしない子や、吐き戻しが多い子、個体差があると言うのは大前提なのですが。。。
猫ちゃんは何故、吐き戻しが多いのか?
それは、諸説あろうかと思いますが、野生時代の名残だと考えられています。
猫の食性が、完全肉食動物であることに関係していると言われています。
大型の猫化であるライオンやトラを考えてみると分かりやすいですね。
草食動物を丸ごと食べることで生命を維持しています。
その際、被毛や骨など消化できない部位を、後から吐き戻す習性があるんです。
進化の過程で、野生猫が家猫へ変わっても、食性による習性は残っているということですね。
季節の変わり目である今の時期は、ふわふわの冬毛が抜ける換毛期でもあります。
自らグルーミングをし、抜けた毛を食べてしまうと、お腹の中で毛玉になり、これは消化できません!と吐き戻しをしているケースが多いんです。
また、異物を食べてしまったり、猫草などを食べてお腹に刺激が加わることによっても吐き戻したりします。
では、病気のサインや危険な吐き戻しとは、どんなところをチェックしたら良いのでしょう?
- 吐瀉物の内容は何か?
- 色は何色をしているか?
- 匂いはどうか?
- 回数と頻度はどのくらいか?
- 食欲はあるか?
- 元気はあるか?
- 脱水していないか?
- 普段と違う様子はないか?
吐き戻しがあっても、普段と変わりなく元気な様子や、しばらくしてご飯を改めて食べたりしていれば、少し様子を見て良いように感じます。
具体的に吐瀉物をどう判断したら良いのか?は次回以降詳しくお伝えしようと思います!
季節柄、吐きどすことが多くなるので、心配であれば気軽に獣医さんに相談してみるのも一つの手かと思います。
最後まで、お読みいただき、ありがとうございます。
少しでも皆さまのお役に立てたら嬉しいです!