それでは、後半の具体的観察事項をお伝えいたしますね!
吐き戻した後で、普通にご飯を食べていたら食欲ありですね。
おやつをあげてみると顕著に分かります、進んで食べたそうにしてくれていたら、私は食欲はありと判断しています。
おやつにあげているのは、固形のタイプだったり、フリーズドライのささみや、ボイルしてあるササミやカツオバーだったり様々です。
今のところはないのですが、こちらを食べたくないとプイっとされたら、かなり心配になります。
すぐに獣医さんへ連れて行くと思います。
猫はの名前の由来はみなさんもご存知かと思いますが、寝ていることを好むよく寝る子から「ねこ」になったと言うのが有力ですね!
寝てることが多いのに、どうやって元気かどうか見分けるの?と思われるかもしれませんが、元気で寝ている場合と、ぐったりして寝ている時は全く違います。
- 呼吸が荒くなっていないか、逆にゆっくり過ぎないか?
- 触ってみて熱がないか?(体温計で実際測ってみることができれば測ります)
- 呼びかけに応じるか?(猫ちゃんは面倒な時は、しっぽやお耳を動かすだけて返事をする事がありますが、ピコピコブンブン素早いお返事があれば大丈夫かと思います。)
- 目力があるか、焦点はあっているか、動くものを瞳孔が追っているか、元気が無い時の瞳はどこかどんよりと焦点があっていないようにぼんやりしていることが多いです。
- 触れた時の反応は素早いか?
など、普段と変わりないかチェックしてみてくださいね。
体調が悪く、食事や水分をとらずにいると脱水症状を引き起こしやすくなります。
みなさんもご存知かと思いますが、首のあたりのお肉を持ち上げ180度くらい捻ってみます。
捻った部分がすぐに元に戻れば、脱水していないと言うことになります。
逆に、捻った部分が戻らず、あるいはとてもゆっくり戻ろうとする場合は脱水が考えられます。
水分を含んだウェットご飯や、チュールは比較的食べてくれやすいので、食べられるようであれば、食べさせてあげてください。
それさえ、食べない場合は病院へ連れて行ってあげましょう。
脱水していると思われ、病院がやっていない日や時間帯などでしたら、シリンジやスポイトのようなものを使って飲ませてあげると良いですよ。
猫ちゃんも年齢によって生活態度は変わっていきます。
若い猫ちゃんは活発でよく動きますが、歳をとるに連れ落ち着いてきたり、シニアや老猫ともなると、寝ている時間が増えてきたりします。
おもちゃを出すとハッスルする子もいますので、適度に遊んであげることをお勧めします。
体の動きから体調の変化が分かったりすることもありますものね。
普段はおもちゃに喰いついてくる子が、眠った状態で遊ぼうとしないとなったら、やはり心配ですよね。
猫ちゃんは体調が悪くても上手に隠せる動物です。
なので、気づいたときには症状が進んでしまっていた。。。
ということも少なくありません。
ちょっとした変化を見逃さないよう気をつけたいですね!
吐き戻しのテーマから少し離れた部分もありますが、まとめると
●猫ちゃんは吐き戻しは習性でよくあること
●危険な吐き戻しと普段の吐き戻しを見極めましょう
●普段からの元気度チェックとして、食欲、排泄、水分補給を観察しておきましょう
●もし、少しでも気になる場合は獣医師に相談し、病院へ連れていきましょう
猫ちゃんは体調が悪くても、言葉で伝えることはできませんものね。
そんなことは当然普段から気を使っています!というお声も聞こえてきそうですが、大切な家族として、今一度見直してみても良いかもしれません。
我が家のニャンズには、常に「生まれてきてくれて、ありがとう。我が家に来てくれてありがとう。一緒に生きてくれてありがとう。」と伝えるようにしています。
奇跡的な確率で一緒に生きてくれる猫ちゃん達。感謝しかないですよね。
猫は尊い生き物です。と何かの記事で読みましたが、本当にその通りだと思います。
そんな大切な家族のことですもの!私たちが、きちんと把握しておくことが大切ですよね!
長くなりましたが、最後までお付き合いくださり、読んでくださってありがとうございます。
皆さまの大切なご家族の健康を心よりお祈り申し上げます!