みなさんこんにちは
早いもので9月も残り僅かとなりましたね。
9月は雨の日が多く、随分涼しくなりました…
気温の変化が大きくなる時期、ご体調を崩されませんようお気を付けくださいね。
さて、今回は災害対策 第二弾に引き続き、備えておきたい備品について考えたいと思います。
第二弾では、
①ケージ
ワンチャン猫ちゃんに合わせた形
ケージの中に入れてあげると良い物
②ご飯
普段の食事プラスα
③お水
飲み水としてどの位の量を確保するのか
について考えてみました。
第三弾では以下の備品ついて考えます。
キャリー
これは、ワンチャンも猫ちゃんについても共通で考えられると思います。
地面がどの様な状態になっているか…その時になってみなければ分かりませんが、移動の際は必要と考えます。
キャリーについては様々な形の物がありますね。そこで、メリットとデメリットを考えてみようと思います。
バッグ、リュック、スリングタイプは肩に下げ、飼い主さんとの密着もあり安心感が高い様に思います。ただし、その中に入れられる頭数は限られてくると言えそうです。
クレートタイプは強度が高まり、お家あるいはベッド代わりにも転用が可能となりますね。ただし、運べる数は、両手が空いている状態で二つが目一杯でしょうか…
カートタイプは車輪が付いているので、大きな仔や複数の仔を一度に移動する事が可能となりますね。ただし、地面に亀裂や段差、ぬかるみがある場合は…立ち往生という事もあるかも知れません…
いずれにせよ、普段から入り慣れている事が大切だと思います。複数用意しておくのも良いと思います。時々、キャリーの中にオヤツを入れて、入ると何か良い事がある!と行動から不安を解消しておくという考えです。
キャリーに入る事を嫌がる仔は、入る事そのものがストレスになったりパニックになってしまう可能性がありますので…
トイレ
普段から使い慣れているトイレを持って行きたい!というのが正直なところですよね…
とは言え、トイレは意外とかさばってしまいます…
■ワンチャンの場合
・トレーとシート
シートをトイレと認識している仔はトレーは不要ですね。トレーはケージの中に入るサイズが好ましいと思います。ストレスでシートをメチャクチャにしてしまう…といった場合にはメッシュタイプが心強いかと思います。
ただし、メッシュがあるためにトイレと認識しない!何て事も考えられるので、わざとその仔のオシッコをシートに少し付けてあげるなどの工夫が必要かも知れません。折りたたみ式粘着パッドタイプの物もあり、比較的コンパクトに運べる様に思います。
■猫ちゃんの場合
・トイレ(深さのある入れ物)、砂、シート
急場凌ぎであれば、段ボールなどにビニール袋を被せ、シートと砂を入れると簡易のトイレになります。砂については素材が紙、おから、木、サンド、シリカゲルなど種類はたくさんあります。
猫ちゃんの好みに合っている物、普段から使い慣れている物が良いと思います。固まるタイプの砂を使っている場合はシートは不要かも知れませんね。
余談にはなりますが、ペットちゃん用のシートは、災害時に人への転用も考えられます。私達人間は普段、水洗トイレに慣れていますが、生活用水が滞った時は、猫ちゃんトイレと同じ様に作って袋ごと縛って廃棄するという事も可能かと思います。
シートや砂の消耗品はできればストックがプラスαが有ると良いと思います。我が家ではシートをプラス200枚、砂は固まらないタイプをプラス1袋、準備しています。
首輪、ハーネス、リード
■ワンチャンの場合
お散歩の際には必ず身に付けていると思いますが、首輪は抜けてしまう事も有るので、ハーネスも準備しておくと良いと思います。
■猫ちゃんの場合
普段から首輪をしている仔もいますね。
猫ちゃん用の首輪は、引っかかった時には外れる構造の物が多いです。そのため、やはりハーネスも準備しておくのが良いと思います。
ワンチャンも猫ちゃんもその仔のサイズに合ったものを用意してくださいね。少し前に買ったら入らなくなっていた!何て事も有るかも知れません。
時々、サイズ確認のために装着しておくと良いかも知れませんね。その際、注意点として首輪、ハーネスを嫌いにならない様にする事!です。
必ず段階を踏んで少しずつ慣らします。装着できたらオヤツなどご褒美をあげましょう。これを着けると良い事がある!と思ってもらうためです。
災害時にパニックになって逃げ出してしまったというケースも多々あった様です。迷子札、マイクロチップ情報が手がかりになり、飼い主さんの元へ戻れたというペットちゃんもいた様です。
と言いつつ…実は我が家はこの問題をクリアできていないんです。
普段から首輪を付けておらず…
マイクロチップ埋めるの痛いだろうなぁ…
となかなか踏み切れずにいる私です。
こうして記載しながら、改めて何かしらの手立てを講じねば…と思っております。
ちなみに迷子札には、ペットちゃんの名前、飼い主さんの連絡先、を記載しておくと良いと思います。余裕があれば、飼い主さんの名前、室内飼いですといった情報をいれても良いですね。
ここまでは最低限準備しておきたい物について記載しました。
ここからは、それ以外で有ると便利な物について考えてみました。
■その他
・ウェットシート
・消臭剤
・ビニール袋
・ガムテープ
・マジックペン
・タオル
・紐
・ラップ
・おもちゃ
考えると際限無く出てきますね…その場にある物をいかに工夫するかにもかかってきそうです。特に汎用性の高い物を取り上げてみました。
ちなみにガムテープは付箋の様な使い方もできるそうです。
みなさんのお家では、これだけは外せない!という物がありましたら、是非リストに加えてくださいね。
第三弾では
・キャリー
・トイレ
・首輪、ハーネス、リード
・その他
についてでした。
起こってほしくは無い災害ですが…
いつ起こっても不思議では無い災害…
心構えから備えておきたい物について取り上げてみました。
咄嗟の時に持ち出せる物には限界があります。
今回取り上げた物を一度に全部を運ぶ事は難しいですね…
優先順位をつけて、どこに保管するか、などなど考えは尽きません。
とは言え一番大切なのは、みなさんとペットちゃんの命です。
みなさんのお家の防災対策はいかがでしょうか。
こんな対策がありますよ!というご提案がありましたらお教え頂けると嬉しいです。
最後までお読みくださりありがとうございました。
東京都福祉保健局ではペットの防災について記載しています。
ご参考になれば幸いです。
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kankyo/aigo/bousai/index.html