今回の出店で、昨年より多くなったと感じたのは、オーラルケアのブースでした。

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ワンちゃんもネコちゃんも、ご飯は丸呑みしても 消化する事が出来るので
今迄は関心が低かったかも知れませんが…
実は、お口のケアは、健全な健康を維持するのにとっても大切なことなんです。

ブースが増えたということは、感心のたかさを物語っているのでしょうね。

実はお口の中は細菌でいっぱいです。
これは、人も同じです。

何故、虫歯になるのか…
何故歯周病になるのか…

口はご飯を食べる最初の入り口です。

人間の場合は、きちんと歯磨きやフロスで不純物を除いてあげる事ができますよね。
本来、自分の歯を正常に保てるようにケアしています。
逆に不純物が残っていると、不純物が酸性化して細菌が繁殖し、歯の隙間をぬって歯を蝕んで行くんです。

防ぐためには、毎日のケアが大切になります。

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では、ペットちゃんには、どのようにケアすればいいのか?
気になりますよね…

その前に、ケアを怠った場合にどのような事態が起こるのか…
知っていただきたいんです。
歯を支えているのも骨なんです。
歯を支えている骨は上顎と下顎に直結しています。

歯周病で歯茎が下がり、歯を支えている骨を溶かしていくと…
最終的には冷たいものが刺激になったり、歯との歯の間に食べた物が挟まったり
食べ物を噛むことが、痛くなり、歯茎が腫れて、化膿したり
酷い場合は皮膚に穴が開いてしまいます。

お鼻の横に穴が開いてしまうような状況になってしまいます。

食べる楽しみを、生涯保ってあげたいとお考えでしたら
今から、オーラルケアをしてあげてください。

飲み水に添加する物から、歯を磨く物から、いろいろあります。
でも…最終的には歯ブラシで、歯周ポケットを優しく磨いてあげるようになることが、理想です。

そのためには、幼い頃からのトレーニングがとても大切になります。
嫌がらないまで、オヤツを使ったり、お口を触られる事に嫌悪感を感じさせないようにすることが大切です。

歯ブラシを嫌いにならないように、慣らしてあげることが理想ですが…

いつからでも、トレーニングはできます。

歯に触れる事から、どの位で受け入れてくれるようになるのかは…

個体差があると思いますが、繰り返し反復することで、効果はみられると思います。

まずは、歯磨きを嫌いにならないように、無理をしないでくださいね。
遊びの延長で触ったり、いきまり歯ブラシにするのではなく、指や綿棒などソフトランディングで、慣らしてあげてくださいませm(_ _)mm(_ _)m