犬は狼を祖先とし、イエ猫はリビアヤマネコが祖先だという話は有名ですが、もっと以前約5,000万年前に遡ると、祖先が同じだったという話はご存知でしょうか?

これは、当時の化石などから発見されています。
その動物の名前は「ミヤキス」と言います。

化石から、想像図が復元されていますが、容姿はどちらかと言うと猫に近いように思います。
猫とイタチを混ぜたような…
体長は約30cm(個体差はありますが)だったようです。
意外に小さいと思ったのは私だけでしょうか…

体の割りに頭が大きく、胴は細長で四肢は短め、でも前足より後ろ足の方が長いという特徴があるようです。
また、尻尾も長く木の上で獲物を取ったりして生活していたようです。

犬と猫は全く正反対のように思えますが、ルーツを辿ると一緒なんですね!
もっと言えば、クマやアシカといった食肉目もミヤキスがルーツとされているんです!

骨格も生活習慣も食べ物さえ違うこれらの動物がミヤキスから派生したことは、感慨深い物がありますね!