ペットシッターのお仕事の中で、特に集中力を使うことの一つにワンちゃんのお散歩があります。
ワンちゃんの性格や、特質、体重、犬種の特性、適切な運動量などなど…
気をつける点やリスクも伴います。

定期的にお散歩をしている、小型犬の女の子は、リードを見るととっても喜んでシッポをフリフリ!身体全体で嬉しさを表現してくれます。

でも、いざお外に出ると…
少し歩いて、「もう、お散歩はいいの…お家に帰りたい」と歩くのを辞めてしまう仔だったりします。

とはいえ、小型犬でも、元々が狩猟犬ですと、運動量を確保してあげたいと思います。
そこで、私は歩いてくれるところまでは、歩いてもらい、止まったらその後は抱っこして歩き、降ろして歩いてくれるか様子をみます。

それで、歩いてくれたらワンちゃんの気分が赴くまで歩いてもらい、立ち止まって歩かなくなったら、また抱っこをし、帰り道で運動量が確保できるところまでは、それを繰り返します。

また、他のワンちゃんのお散歩に遭遇する時は、やはり緊張します。
お預かりしているワンちゃんに、何かあっては大変です!

接触をしようとしてくる飼い主様には、申し訳ないのですが…
私は、私がお預かりし、お散歩中している間は、他のワンちゃんとの接触は避けます。

その仔がワクチンを打っているか、狂犬病予防注射を打っているか、ダニやノミ対策をしているか、分からないからです。

万が一噛みつかれたり、怪我を負うようなことは考えられません。
ましてや感染症をうつされるなど以ての外です。

お相手の仔がこちらに関心を持ったと、思った瞬間に抱っこしてしまいます。
お預かりしているワンちゃんも、相手に関心を持って近づこうとするのですが…
そこは、「ごめんね!」と思いながら引き離してしまいます…

子犬の社会科においては、たくさんの人や犬や、他の動物、物音に慣れさせることは、とても重要なのですが、安心して接触できると確信できませんと、やはり怖いんです…

そんな事を注意しながら、お散歩をしています。
とはいえ、可愛いワンちゃんと、お散歩することはリスク以上に楽しい時間でもあります。
ワンちゃんが喜んで歩いてくれる時はことさら、その思いが強くなりますね!